叔父の遺言書から
先日旅だった叔父の遺言書があったため
家庭裁判所から 遺言書検認期日通知書が届きました
これは偽造や変造 隠匿などを防止するための調査らしい
叔父夫婦は子供がなく
法律上では妻(叔母)と叔父の兄弟が遺産を相続するようです
それを心配してか叔父は全てを妻(叔母)に譲るとの
遺言書を残しました
叔父は実父の弟
しかしすでに他界されているため
私にも届くことになりました
二人で築いた財産です
当然そうなることが当たり前ですが
やはり遺言書があるとそれを検認しなければならないようです
しかしその正規な遺言書を確認する気持ちもありません
すべて叔母に委ねることとし
今日その旨を裁判所に送付しました
子供がいない分とっても交流が広く
誰からも信頼されていた人でした
最後は大学病院から見放され
近所のクリニックでの治療となりました
死を迎える日々をどのように受け止めていたのでしょうか
旅立つ前日
叔母の留守を狙い不自由な体で一枚の紙に
≪命 ・ 感謝≫ と毛筆で書き叔母に送りました
告知から半年
叔父は自宅で叔母 親族に
見守られながら安らかな旅立ちをしました
今頃は兄である実父 そして祖父母と再会しているかもしれません